
こんにちは!Musik Glanz(ムジークグランツ)です
現役ピアノ講師で子育てママをしています。
さて今回のタイトルは・・・。
どうする?お月謝値上げ問題!
- 講師のお悩み第一位「お月謝値上げ問題」
- 信頼関係を失う不安、目に見えない罪悪感
- お月謝の値上げに正解はない!
- 値上げしたい時=値上げするタイミング
- 生徒さんはお月謝の金額で先生を選んでいるわけではない
講師のお悩み第一位「お月謝値上げ問題」
私がお悩み相談を始めてから、生徒さん、講師の方双方からお悩みをいただきました。
その中でも講師の方からのお悩みでダントツ1位で多かったのが「お月謝の値上げ問題」です。
お月謝問題は確かにお金にまつわる内容でとてもセンシティブな問題です。
なかなか、相談できる人がいないという講師の方の気持ちは痛いほどわかります。
それにしても、「お月謝の値上げ」についてこんなに悩んでいる先生方がいらっしゃるなんて!?
正直少し驚いてしまいました。
特にこのお悩みに対してはメールでお問い合わせをいただくことが多いのもそれだけ匿名性が必要な問題なのだなぁと感じたのです。
信頼関係を失う不安、目に見えない罪悪感
お月謝を値上げしたいけど、値上げしずらい・・・。
保護者の方からの反応が気になる。
生徒さんが値上げして辞めてしまったらどうしょう・・・。
値上げをしたい理由は講師の方によって様々でしたが、それにまつわる不安は皆さん同じでした。
値上げしたいけど、生徒さん(保護者さん)の反応が気になってしまい思い切って行動に移すことが出来ずにいたのです。
せっかくこれまで生徒さんと築いてきた信頼関係を失うかもしれない恐怖心や、レッスン内容は変わらないのにお月謝だけを値上げしてしまう罪悪感みたいなものが存在していると強く感じました。
お月謝の値上げに正解はない!
「お月謝値上げしたいけど、悩んでいます」
とご相談をいただいたら私は、
「値上げしたいと思われた時が、値上げのタイミングです」
とお答えしています。
値段設定の方法。
たとえば入会金、施設費はどうするのか?
発表会費は積立にするのか、一括にするのか?
お月謝は年齢別にするのか、レベル別にするのか?
年間回数は?1回のレッスン時間の設定は?
実はこれ。全て正解はありません。
お住まいの地域や、生徒さんの層(レベル)、同じ地域の他の教室とのバランス。そういったものでかなり差が出てきます。
お悩み相談をいただいた時にはひとつずつ一緒に検討させていただきますが、私の方から「いくら(お値段)が妥当な金額です!」ということは言えないのが本当のところです。
値上げしたい時=値上げするタイミング
「お月謝を上げたい」という気持ちの中には必ず現在の状況に満足していない”何か”が存在しています。
だからこそ自分自身のモチベーションや価値を高めるという気持ちが「お月謝の値上げ」に結びついてしまうのではないでしょうか?
その満足してない”何か”が生まれている時点で「お月謝を値上げしない」という選択肢をとることは、ほぼ出来ないだろうと思います。
だからこそ講師の方の
値上げしたい時=値上げする一番良いタイミング
だと感じます。
生徒さんはお月謝の金額で先生を選んでいるわけではない
具体的にどうしたら良いかは、お悩みの内容によって違いますが、一つだけ避けた方がいいのは「値上げは急にせず、前もって値上げ時期を生徒さんに伝え了承をいただくこと」が大前提です。
食料品や生活用品でも、企業側は前もって値上げ時期や値上げ金額をお知らせしますよね?
それと同じことです。
値上げに不安や悩みを持つ先生方はきっと良心的なお考えの持ち主だと思います。
だからこそ誠意ある対応をされることで生徒さんは必ずついてきてくれます。
生徒さんはこれまでの値段設定に惹かれてお教室に在籍されているのではありません。先生のレッスン内容やお人柄に惹かれて、レッスンに通われているのです。
どうかご自身の決断を自分自身で尊重してあげてくださいね(^^)
↑こちらでお悩み相談受付ています(^^)
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