
こんにちは!Musik Glanz(ムジークグランツ)です
現役ピアノ講師でアラフォー子育てママやってます
さて今回のタイトルは
ピアノレッスンにメトロノームは必要ですか?
- そもそもメトロノームってなに?
- 一定間隔で音を均等に刻み演奏することは正解なの?
- メトロノームはスピードメーターのようなもの
そもそもメトロノームってなに?
皆さん練習でメトロノームは使用されていますか?
昔は振り子式だけでしたが、今はたくさんの種類のメトロノームが発売されています。
そもそもメトロノームの役割ってなんでしょう?
少し調べてみました。
□メトロノームとは?

メトロノームは、一定の間隔で音を刻み、楽器を演奏あるいは練習する際にテンポを合わせるために使う音楽用具である。(ウィキぺディアより)
つまり演奏するテンポ(速度)を均等に固定できるようにするための補助的な役割をする音楽用具ということになります
一定間隔で音を均等に刻み演奏することは正解なの?
では、ここで問題です。
音楽を演奏する上で「一定間隔で音を均等に刻み演奏すること」が正解でしょうか?
正解は、
「ほぼ不正解に近いけれど、一部該当する部分もある」
というとても曖昧でグレーな回答になります。
どういうことかというと作曲者の年代や曲調によって求められるものが違うということです。
例えば分かりやすい例でいうとバロック時代のバッハと、ロマン派のショパン。
一定のテンポが必要となるバッハとテンポを揺らしてメロディーを歌い上げるショパン
(ここでは分かりやすくする為に、あえて安易な表現にしていますが、本当はこんな単純なことではないのですが・・・音楽知識のある方、スミマセン)
メトロノームの必要性はそもそも音楽性とは全く別次元のところにあると私は思っています
メトロノームはスピードメーターのようなもの
そもそもメトロノームの使い方も各先生様々なのであえて長くなるのでここではふれませんが、メトロノームは必要な事は確かです。
私も生徒さんには必ずメトロノームを用意してもらいます。
メトロノームというのは言わば自動車のスピードメーターのようなもの。
まずは自分が一定のリズムで弾けているのか、どこで遅れているのか?もしくは早くなってしまっているのか?
それを確かめる目安になります。
目安となる基礎の部分でメトロノームは活躍してくれます。
基礎が出来るとそこに色々な装飾(音楽で言えば曲奏)を付け加えていくことができるのです。
極端な話にはなりますが、バッハだけがメトロノームが必要でショパンにはメトロノームが必要ではない。
ということでは決してありません。
メトロノームも使い方を工夫することで、一定にリズムを保つだけでなく色々な練習に役立ちます。
子供の頃から少しずつメトロノームに慣れて上手にお付き合いできると、上達への近道になると思います
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